BTR-10Jシリーズ放送局用アナログ・オーディオ・テープ・レコーダー
BTR-10J Series Analog Tape Recorder |
仕様 | テープ・トランスポート［テープ速度76 cm/sでの仕様は「4倍速コピーに関する仕様」参照］ | | テープ幅 | 1/4インチ（6.3 mm） | | リール | NAB，EIA（シネ），最大10号（JIS 26型） | | テープ速度 | 76 cm/s（H），38 cm/s（M），19 cm/s（L） | | トラック構成 | BTR-10J-2S＝ハーフトラック・ステレオ録音/再生
BTR-10J-FS＝フルトラック・モノラル録音/再生 | | 録音ヘッド | BTR-10J-2S＝ハード・パーマロイ，幅広型（2.75 mmトラック）
BTR-10J-FS＝ハード・パーマロイ，フルトラック | | 再生ヘッド | BTR-10J-2S＝ハード・パーマロイ，標準型（2.1 mmトラック）
BTR-10J-FS＝ハード・パーマロイ，フルトラック | | 消去ヘッド | BTR-10J-2S＝フェライト，スタガー・フルトラック消去型
BTR-10J-FS＝フェライト，フルトラック | | モーター | キャプスタン＝DCブラシレス・モーター，ダイレクト・ドライブ，クオーツPLLサーボ
リール＝DCブラシ・タイプ・モーター | ワウ＆フラッター
（DIN 45507，PEAK WTD） | 38 cm/s＝±0.06%以下
19 cm/s＝±0.08%以下 | | 速度変動幅 | ±0.06%以下（巻き始め〜巻き終り） | | 速度絶対精度 | ±0.03%以下 | 立上がり時間
（規定テープ速度に達するまで） | 38 cm/s＝0.3 s以内
19 cm/s＝0.3 s以内 | | 制動時間 | 0.5 s以内（再生/録音→停止） | | 早巻き時間 | 100 s以内（減速時を含む．2500 ftテープにて） | | テープ・タイマー偏差 | 2 s以内（再生，30分間） |
| エレクトロニクス | | ライン入出力 | トランスレス・アクティブバランス（トランスは別売）
コネクター：XLB-3-31（入力），XLB-3-32（出力）
ピン・アサイメント：1番＝アース，2番＝ホット，3番＝コールド
入力インピーダンス：600Ω，10 kΩ（スイッチ切替可）
出力インピーダンス：50Ω以下（20 Hz〜20 kHz）
負荷インピーダンス：200Ω以上（標準600Ω）
0 VU時の入出力レベル：+4 dBu，-20 dBu（スイッチ切替）
音量調整器利得余裕：10 dB
最大入力レベル：+26 dBu
最大出力レベル：+22 dBu | | イコライゼーション | NAB-J/NABスイッチ切替
時定数（ms）：
38 cm/s＝3180+35，3180+50（NAB-J，NAB）
19 cm/s＝3180+50，3180+50（NAB-J，NAB） | | バイアス周波数 | 250 kHz | | 基準録音磁束密度 | 0 VU時250 nWb/m
200，320 nWb/mも選択可能． | | 録音再生周波数特性 | 38 cm/s＝20 Hz〜20 kHz ±2 dB
19 cm/s＝20 Hz〜18 kHz ±2 dB | | S/N比（＠250 nWb/m．UNWTD，30 Hz〜18 kHzのBPF使用） | 38 cm/s＝59 dB（NAB-J），57 dB（NAB）
19 cm/s＝59 dB（NAB-J），59 dB（NAB） | | 高調波歪率 | 0.5%以下（250 nWb/m，1 kHz，録再，38 cm/sにて） | | 消去効果 | 75 dB以上（1 kHz，1040 nWb/mにて） | | クロストーク | 55 dB以上（1 kHzにて） |
| その他 | | 電源 | 単相交流100 V ±10%，50/60 Hz | | 消費電力 | 150 W | | 使用環境 | 温度＝5〜40℃，湿度＝20〜80% | | 寸法（mm） | 634（W）x 730〜759（D）x 1015〜1040（H） | | 重量 | 約90 kg | | 標準付属品 | 10"リール・クランパー
電源コード
スイッチ用ランプ
取扱説明書
潤滑油
コネクター類 |
| 4倍速コピーに関する仕様 | | テープ速度 | 76 cm/s（H）［オリジナル・テープ速度：19 cm/s］ | | テープ速度偏差 | 速度変動幅＝0.1%以内（巻き始め〜巻き終わり）
絶対精度＝±0.1%（コピー後，19 cm/sにて） | | ワウ＆フラッター | ±0.1%以内（コピー後，19 cm/sにて） | | イコライゼーション | 低域時定数＝795μs（オリジナル・テープ速度のNAB-Jイコライゼーションに相当）
高域時定数＝12.5μs | | 周波数特性 | BTR-10J-2S＝20 Hz〜12 kHz ±2 dB（コピー後19 cm/sにて）
BTR-10J-FS＝20 Hz〜9 kHz ±2 dB（コピー後19 cm/sにて） | | S/N比（UNWTD，BPF使用） | 55 dB以上（250 nWb/m，コピー後，19 cm/sにて） | | 立上がり時間 | 0.4 s以内（規定テープ速度に達するまで） | | 4倍速コピー：本機はテープ速度76 cm/sを用いての“デジタル・オーディオ・ファイル（DAF）”対応の4倍速コピーが可能です．DAFに対して4倍速（19 cm/s×4＝76 cm/s）で送出したり，DAFから4倍速送出したものを4倍速録音することで，19 cm/s放送用テープを短時間で編集完成できます．また，76 cm/sのイコライゼーションは4倍速コピー専用になっていますので，DAFからのオリジナル速度での直接送出においても平坦な周波数特性になります． |
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仕様は予告なく変更されることがあります． |
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