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DTR-8Sデジタル・テープ・レコーダー
DTR-8S Professional R-DAT Recorder
参考資料(この製品の製造・販売は終了しました)
製品概要 | 仕様
製品概要
DTR-8S
オタリ「DTR-8S」はIEC DAT規格に基づいた業務用の2ヘッドR-DATレコーダーで,民生機を含めた他のR-DATレコーダーとの互換性があります.
 
主な特長
  • アナログ音声入出力にプロ用標準XLタイプ3ピン・コネクターを用いたトランスフォーマーレス+4 dBu(-10 dBVに切替可)アクティブ・バランス回路を採用.また,パルス・フロー1ビットD/Aコンバーター,1ビット・ワイドレンジ・リニアA/Dコンバーター,クロック信号にジッターの少ないクロック回路等を用いて優れた音質を実現しました
  • テープを入れていない状態でRECボタンを押せば入力信号をモニター可能(テープの入っている場合はレック・ポーズ状態にすれば入力をモニター可能)
  • アナログ入力の録音には48 kHz,44.1 kHz,32 kHz-LP(ロング・プレイ)の三つのサンプル・レートから選択可能.デジタル入力の録音時,サンプル・レートはステータス・ビット情報とスイッチ選択とによって48 kHz,44.1 kHz,32 kHz,32 kHz-LPから自動選択
  • テープ上のTOC情報を読んでプログラム・ナンバーと曲の開始の識別に使うことで,最高300倍速に達する高速サーチを実現(通常のサーチ速度は再生速度の200倍)
  • 様々な時間情報やスタートID,スキップID,エンドID等の記録・消去が可能.テープ編集と保管・管理に使うTOC情報も利用できます
  • CDプレーヤーからデジタル信号入力を受ける際は,信号内のQコードを使いますので曲間にブランクがなくてもスタートIDを正確な位置に記録できます
  • DAT規格に基づいた文字データの記録・再生(表示)が可能.各曲の始まりのスタートIDに60文字分のデータをつけ加えることができます.再生中に文字データが読まれると,文字がカウンター部に自動的にスクロール表示されます.読まれた文字データはCHARACTERボタンを押せば繰り返して表示できます
  • AES/EBU,COAXIALの二つのデジタル・オーディオ・インターフェイスを装備
  • プロ・オーディオでの使用を考慮して,SCMS(Serial Copy Management System)には非対応
  • 高剛性ハニカム・シャーシを採用し,振動や共鳴を極力抑えるような重量配分になるように,メカ部をシャーシ中央に配置.さらに,機械的外乱による音質劣化を防ぐために,テープをカセット・スタビライザーで押さえています
  • パラレル・リモート・コントロール端子を装備.使用可能コマンドは再生,停止,録音,ポーズ,早送り,巻戻し,曲送り,曲戻し
  • テンキー付きワイヤレス・リモート・コントローラー付属