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DX-5モノラルMOディスク・レコーダー
DX-5 Monaural MO Disc Recorder
参考資料(この製品の製造・販売は終了しました)
製品概要 | 仕様 | サポート情報
サポート情報
最終更新日:2004-05-18
DX-5をご使用いただき,誠にありがとうございます.
このページではDX-5に関するいろいろな情報を提供して行きます.

 
 
Ver. 2.01ソフトウェアでの変更点(Ver. 1.08からの)[2004-03-30]
  • FAT情報をMOディスクに記録するときにFATの異常がないか調べるようにしました.異常があった場合は記録せず,エラーを表示します.
    「DX-5で録音したファイルがPCで再生できない」「DX-5で編集したら再生できなくなった」等の報告を受け,調査したところ,FAT情報に異常が発生していることが判明しました.そこで,上記のチェックを行い,再生できなくなってしまうのを避けるようにしました.
    注意:すでに以前のバージョンのDX-5で録音し,上記の問題が発生したMOには,新バージョンのソフトウェアでは編集ができなくなります.その場合はDX-5を2台使ってコピー録音をしてからご使用ください.
  • PCの管理領域を越える範囲までMOに記録していたのを修正しました.
    DX-5で録音したファイルがPCで再生できないという不具合の原因の一つとしてPCの管理領域を越えて録音していたことが判明しました.このため,DX-5では再生できるのに,PCでコピーや再生ができないという現象が起きていました.
  • キュー/フレーズ区切り情報のクリア機能を追加しました.
    キューの区切りが実際の音とずれて編集できなくなったという報告を受けて調査しましたが,再現性の確認ができず,原因究明に至っておりません.そこで,ずれの発生したものは情報をクリアし,再度情報を作成し直せるようにしました.
    操作
    (1)ずれの発生したキュー番号が表示されるように音を移動させる.
    (2)MODEを押して2nd FUNCインジケーターを点灯させる.
    (3)C/MARKを押す.(“CLEar”と表示され,ビープ音が鳴ります.)
    (4)C/MARKを押したままRECORDを押す.(表示されているキュー番号以降の情報がクリアされます.)
    (5)|<キーを押して,一つ前のキューの頭に移動する.
    (6)PLAYを押す.
    最後まで再生することにより,新しいキュー区切り情報を取り込みます.
  • 44.1 kHz fs動作モードのリジューム時間が間違っていたのを修正しました.
  • ファイルの先頭から上書き録音(取り直し)を行うとノイズが録音されることがあったのを修正しました.
  • ファイルの先頭を“AUTO IN”に登録できるようにしました.
    “AUTO IN”の助走距離が取れない場合は登録できないようにしていましたが,ファイルの先頭の編集ができないという報告を受けたため,登録できるようにしました.ただし,助走距離がゼロの場合はAUTO動作はできません.“CUT”機能などをお使いください.
  • PC(Windows XP等のOS)でフォーマッティングされたMOディスクにDX-5で録音したとき,録音したファイルがPCで再生できないことがあったのを修正しました.
DIPスイッチの機能
  • SW1:操作ブザー音機能(ON=稼動)
  • SW2:キュー/フレーズ区切り時間(ON=0.4秒,OFF=0.3秒).SW4がONのときはSW2は4回目のタイミング・ビープを鳴らすか鳴らさないかの選択(ON=鳴らす)
  • SW3:リジューム機能(ON=稼動)
  • SW4:キュー/フレーズ区切り機能の停止(ON=停止)

キュー/フレーズ区切り情報の仕組みについて[2004-03-30]
キュー/フレーズの自動区切り機能が動作しないという報告を受けて調査しましたが,現象を再現できませんでした.当方の説明不足のために十分ご理解頂けなかった可能性もありますので,ご参考までにもう少し詳しくご説明します.
  • キュー/フレーズの区切りは,信号レベルが,ある一定レベル以上あるいは以下の値を,ある一定時間以上保持されることによって検出されます.信号のある時間や無信号の時間がごく短い場合は検出されません.背景音などが入っていて信号レベルが下がりきらない場合も検出されません.
  • キュー/フレーズ区切り検出は録音時と再生時ともに行われますが,一旦検出した範囲は再検出はしません.通常,DX-5で録音する場合は,録音時に検出されますので再生時は検出動作はしません.
  • 検出した範囲は最後に録音または再生を停止した位置までとなります.途中から再生すると,それ以前は検出済み範囲となってしまい,後からの検出はできません.
  • PCなどでコピーしたファイルにはキュー/フレーズ区切り情報は入っていません.一旦,先頭から最後まで再生して,検出動作をさせてください([3]に注意して必ず先頭から再生してください).
  • キュー/フレーズ区切り機能オフで録音したファイルは,後からキュー/フレーズ区切り情報機能をオンにすることはできません.

Ver. 2.01ソフトウェアへのアップデート手順[2004-05-18]
1.Ver. 2.01ソフトウェアのEXEファイル(約116KB)をダウンロードする
【Windowsマシンをお使いください】ブラウザーやそのバージョンによって操作方法は異なりますが,例えばInternet Exprolerの場合,上の行を右クリックして現れるポップアップ・メニューから「対象をファイルに保存」を選びます.「保存する場所」をMOに指定し,「ファイルの種類」を[すべてのファイル]にしてください.Netscape Communicatorの場合は左クリックすると出る(あるいは右クリックして出るポップアップ・メニューから「リンクを名前を付けて保存」を選ぶと出る)「名前を付けて保存」ダイアログを使います.
 
2.ダウンロードしたファイル(ファイル名はdx5update.EXE)を実行する(圧縮データの解凍です.「インストールするフォルダ」の画面が出たら,そのまま[OK]を押します)と,pg_881b.motというファイルができます.
 
3.DX-5のMODEスイッチを押しながらPOWERスイッチをオンする.
TIMERディスプレイに“SPECIAL”の表示が出ます.
 
4.上記のMOをDX-5に挿入する.
TIMERディスプレイが“noProg”または00:00:00を表示するまでお待ちください.
 
5.MARK Aスイッチを押す.
しばらくするとPROGRAM/SECTIONディスプレイにバージョン番号が,CUE/PHRASEディスプレイにソフトウェアのIDが表示されます.
バージョンが「201」,IDが「FE17」と表示されたらバージョンアップの準備は正常に行われています.
異なる表示がされた場合は手順または情報のどこかに間違いが生じています.STOPスイッチを押すか,またはPOWERスイッチを切ってバージョンアップの作業を中止してください.
 
6.表示が正しければRECORDスイッチを押す.
バージョンアップ処理が始まります.バージョンアップ中はPEAK LEVELメーターのランプが左から順に点灯します.右端まで点灯して表示が元に戻ったら処理の終了です.
 
7.電源を切る.
 
重要注意! バージョン情報が正しくない状態でバージョンアップを行ったり,バージョンアップ処理の途中で電源を切ったりした場合は,DX-5はその後正常に動作しなくなってしまいます.その場合はDX-5本体をオタリまで送って頂かないと元に戻すことができませんのでご注意願います.なお,DX-5に装備されているソフトウェアのバージョンが最新になっている場合は,バージョンアップ処理は行われません.